The end of end

2011

H250×W320×D520 cm

空間全面に水彩(グレー)、床面にセメント、壁面に木の棚(10×両面)、木の棚用のろうそく(200×会期分)、空間中央にろうそく立て・ろうそく()、天井中央からカーテン、テーブル、イス、読書灯、ミラー()、東日本大震災 被災地の瓦礫の山の写真、青空の写真

個展「The end of end」 @神戸

夜のギャラリーと大量のろうそくを使っての、アクションを伴うインスタレーション。

ゲストは、空間中央にろうそくをセットして、その火が消えるまで見届けてもらう。暗い空間に「とある部屋」(テーブル・イス・読書灯・ミラー・カーテン)を再現することで、外の世界と私的な世界(部屋)の見えない境界を表現した。

窓からの風、街灯のちらつき、人の歩く音。ときおり電車が頭上を通る。暗くて静かな空間のなかで外からの現象が際立ち、そこに身を置く自分の存在をわからなくさせる。

 

かつて阪神大震災で被災した自分は、東日本大震災によってあの時のことを考えさせられた。

あの頃の経験を忘れるな、と言われているようだった。燃え広がる炎の大きさと鮮やかさは今でも覚えている。多くを失った灰色の世界、改めて考えさせられる、物事との接し方(アクション)。そこに在るのはあなたとあなたが灯したあかり。